肩の疲労が積み重なると、肩こりになり、肩の筋肉が固くなって、
いつも肩が重く、だるくてたまらなくなります。
また、若い頃は一晩寝れば回復した肩こりも、25歳を過ぎて頚椎の椎間板が老化し始めると、
椎間板本来のクッションとしての機能が弱まり、ちょっとしたストレスですぐに肩がこってしまうようになります。
そして、椎間板の老化がさらに進むと、首すじから肩にかけて、
いつも重くこっていて、筋肉が固くこわばってきます。
このような肩こりを解消するには、毎日、体操をするのが効果的です。
三日坊主では効果がなく、また、やったりやらなかったりというのも効果は
半減するので日課にして続けましょう。
朝の肩こり体操は、寝ている間におきた血行不良を解消いたします。
夜の肩こり体操は、疲れのたまった肩の筋肉をほぐします。
- [ STEP1 ]
肩を上げ下げします。
腕はブラリとたらしたまま、両肩をもち上げ、力を抜いてストンと落とす要領で行いましょう。
- [ STEP2 ]
両肩を後ろに引き、次いで前に出します。
- [ STEP3 ]
肩で円を描くように、肩の前回しと後ろ回しを行いましょう。
- [ STEP4 ]
両腕を上に振り上げ、後ろに振り下ろします。
できるだけ真上まで上げ、最後も、できるだけ後ろへ振り下ろしましょう。
- [ STEP5 ]
両腕を大きく横に振り上げ、前に振り下ろします。
- [ STEP6 ]
両腕を前に伸ばした位置から水平に腕を開きましょう。
少しつっぱる感じがするまで十分に開くと効果的です。
- [ STEP7 ]
腕を大きく前と後ろに交互に回しましょう。
仕事中や家事のあいまのリフレッシュにもなります。
- [ STEP1 ]
右手で左の肩を押さえ、力をいれて左肩を上げ、ストンと落とします。
右肩も同様に行います。
- [ STEP2 ]
両手の指先を曲げて引っかけ、左右に思いきり引っ張ります。
- [ STEP3 ]
手のひらを合わせ、力をいれて押しつけます。
- [ STEP4 ]
右手で左手首をつかみ、左肩を外に回したり内に回しましょう。
右肩も同様に行います。
効果:筋力を強化して肩こりをしない体質に改善するための体操です。
朝・夜の肩こり体操に加えて行うと、より効果的です。